タンカー攻撃、イランの責任は「ほぼ確実」 英外相
2019年6月15日 11:44

【6月15日 AFP】ジェレミー・ハント(Jeremy Hunt)英外相は14日、中東のオマーン湾
(Gulf of Oman)で13日発生したタンカー攻撃について、英国独自の情報評価により、
「ほぼ確実」にイランの責任であるとの結論に達したと述べた。

ハント氏は外務省声明を通じ、「われわれ自身による情報評価は、
攻撃の責任がほぼ確実にイランにあるという結論を導くものだ。
直近の一連の攻撃は、イランによる不安定化行動のパターンの上に成り立っており、
地域に重大な危険を及ぼす」と表明した。

英外務省の声明は、今回の攻撃について、イランの強大な軍事組織である
革命防衛隊(Islamic Revolutionary Guard)が実行したと名指しで非難。
「他の国家・非国家主体の責任とすることは妥当ではない」と言明している。

ハント氏はイランに対し、「あらゆる形の不安定化行動を停止する」よう要求。
さらに、英国は他国と共に、イラン・米政府間の対立の高まりを
外交的に解決する方策を探っていくと表明した。

一方イランは、同国がオマーン湾での一連の攻撃を企てたとの非難を否定している。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3230131