入所男性暴行し死なす=容疑で障害者施設職員逮捕−大阪府警
2019年06月13日11時31分

大阪府茨木市の障害者施設で、入所者の男性(30)に
暴行を加えて死亡させたとして、大阪府警捜査1課は13日、
傷害致死容疑で施設職員の介護福祉士、伊住祐輔容疑者(40)
=同府箕面市今宮=を逮捕した。
同課によると、「腕はつかんだが暴行はしていない」と容疑を否認している。

逮捕容疑は3月22日午後11時〜翌23日午前1時15分ごろ、
「障がい者サポートセンターしみず」で、入所者の男性の腹部に乗ったり、
首を圧迫したりする暴行を加え、24日未明に搬送先の病院で死亡させた疑い。
同課によると、男性は1泊2日の予定で短期入所しており、
施設の利用は4回目だった。胸や腹部に複数の打撲痕があり、喉の骨も折れていた。
当時は伊住容疑者と女性職員の2人で夜勤に当たっており、
休憩中の女性職員が同容疑者から「男性の様子がおかしい」と報告を受けて
119番した。伊住容疑者が男性を担当したのは初めてだったという。
ホームページによると、施設は1994年開設で、障害者の生活介護や
短期入所受け入れなどをしている。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019061300530&;g=soc