安倍総理大臣と野党党首による党首討論を来週19日に開催したいと与党が提案していることについて、
立憲民主党の枝野代表は新潟市で記者団に対し、党首討論の前に予算委員会で集中審議を
行うべきだという考えを示しました。

この中で枝野代表は、野党側が求めている予算委員会の集中審議に与党側が応じていないことに
ついて、「このままいけば、『説明責任から逃げる安倍政権』というのは、夏の政治決戦の最大の
争点になる」と指摘しました。

そのうえで、与党が安倍総理大臣と野党の党首による党首討論を来週19日に開催したいと
提案していることについて、「党首討論をやる時間があるなら予算委員会をやれるはずだ。
予算の執行状況についての説明責任を果たすほうが先行するし、参議院ではルールに基づいて
求めている。予算委員会が先行しないで党首討論を行うことはありえない」と述べ、党首討論の前に
予算委員会で集中審議を行うべきだという考えを示しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190609/k10011946431000.html