発展途上国の少女たちの置かれた困難な状況を継続的に問題提起している、国際NGO「プラン・インターナショナル・ジャパン」。(略)
このたび、同団体のツイート内容への「異論」が反響を呼んでいるとの情報が、当サイトに寄せられた。(略)
「世界には、女の子として生まれてきただけで『NO』と言われる国がある。その国は遠い。でも、支えることで彼女たちの『親』になることは
できる。女の子の力と可能性を育もう。それはきっと世界を変える大きな一歩になるから」。
http://tanteiwatch.com/wp-content/uploads/2019/06/011.jpg
(略)これに対して、「男の子として産まれただけで戦闘員として育てられ、短い人生しか生きられない国があることも報道してほしいな。
NGOさん、男の命に全く興味ないよね」と異論を唱えた人物が注目され、大量にリツイートされる事態に。
http://tanteiwatch.com/wp-content/uploads/2019/06/021.jpg
(略)また、「やはり『男の子の命が危ない』よりも『幼い女の子が望まぬ結婚を強いられてる』のほうが多くの人の心を動かすんでしょうね。
その方が寄付も大きくなるだろうし」、「女の子のトピックを扱うときは女の子特有の論点として、男の子を扱うときは男女関係なく
子供全体の問題として扱うことに疑問があるんですよね」という。
「明らかに男の子のほうが命に関わることなのに、ネットでも電車の車内広告でも、女の子のことばかり言っている」、「広告スペースの
制限のないウェブサイトでも女の子の問題ばかりクローズアップされてるんですよね」。(略)
当サイトでは、プラン・インターナショナル・ジャパンに話を聞いた。(略)
ツイート内容に対して各種の批判が書き込まれるということは、これまでもあったそうだ。団体としては、それらの意見に対して個別に
応答したり反論したりすることはしていないという。
電車内の広告内容の多くが少女の問題を扱ったものであるのは、どういった理由によるのか。このように尋ねたところ、発展途上国における
少女をめぐる各種の問題は、実際に起きている事態の中で最も深刻なものの一つだからであると、担当者は回答した。
そうした認識に基づいて、少女の問題に焦点を合わせた広告を出してきたという。

記事全文とそのほかの画像一覧 http://tanteiwatch.com/72737