沖縄県糸満市の糸満漁港中地区で5日、少年少女ハーレー(競漕)が開かれた。旧暦5月4日「ユッカヌヒー」の6日は伝統の糸満ハーレーがある。
少年少女ハーレーは地区対抗で、小中学生の男女計4部門で400メートルをこぐ速さを競う。
漁師町の祭りを伝えようと糸満ハーレー行事委員会が開催し、今年28回目。
総合優勝は熱漕(ねっそう)を見せた西崎2丁目だった。
小学生女子の部を制したのは町端区。3番エーク(櫂)の山下礼晏さん(11)=糸満小6年=は
「1カ月前から週3日、皆で息を合わせてかいをこぐ練習をした。勝てて、とてもうれしい」と涙ぐんだ。
糸満ハーレーは6日午前10時、御願バーレーで幕を開ける。この日は、糸満市名城や南城市の奥武島など県内各地でハーリーが行われる。
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