アメリカの公立学校の建物の壁に旭日旗と思われる壁画が描かれており、現地の韓国人が激怒。

この学校はロサンゼルスのコリアンタウンの中心地に位置し、アメリカ最大規模の公立学校。
ロバート・F・ケネディ・コミュニティ・スクール(RFKスクール)と名の学校の壁に旭日旗形状の壁画があり、
韓国人団体が抗議集会を昨年11月に開いた。また2018年11月15日には、旭日旗の壁画反対という
内容の抗議プラカードと立て札を持ってRFKスクール正門前に集まった。

これら抗議に対して一度は「冬休みに消す」と回答した学校側。しかし作者のビュー・スタントンは
「ハリウッド女優エヴァ・ガードナーの肖像画像に集中するように太陽の光を背景に描いただけで、
日本帝国主義とは全く無関係」と旭日旗との関係を否定。

在米コリアンの声も相当大きく学校側への要望も相当数あったが、削除をつっぱねてきたが、
今年3月19日になり再度校舎に描かれた絵を消すように呼びかけていたことがわかった。

具体的には壁画に描かれた絵を消去するか、相当部分の修正をしないとならないという要求の内容の書簡を
LAで活動する韓国人アーティスト団体がLA統合学区に送った。

作者と学校側は在米コリアンの要望を突っぱねてきたが、余りにも声が大きくこの度絵を修正することで決着となった。

具体的には既存の絵に追加の画像を加えて旭日旗を見えなくするという。

ただビュー・スタントンの過去の作品を見たらわかるが、集中線を描くのが好みなようで、今回の修正も本望ではないようだ。

またロス市議は「コリアンタウンの日」を制定するなど在米コリアンとは仲が良いことから、
今回の対応は元々在米コリアンよりだったとも考えられる。

https://gogotsu.com/archives/51347
https://gogotsu.com/wp-content/uploads/2019/06/01-9.jpg
作者の過去の作品
https://gogotsu.com/wp-content/uploads/2018/11/02-23.jpg

関連記事
ロサンゼルス市議会が「コリアンタウンの日」を制定!
https://gogotsu.com/archives/46008
アメリカのコリアンタウンにある学校の壁画に旭日旗が描かれ現地の韓国人団体が激怒 作家「そんな意図はない」と否定
https://gogotsu.com/archives/45325