楽天、5G基地局にNEC製採用 国産で共同開発
https://www.sanspo.com/geino/news/20190605/eco19060511550004-n1.html

携帯電話事業に参入する楽天は5日、次期通信規格の第5世代(5G)
移動通信システムの基地局設備にNECの製品を採用すると発表した。
新たな通信規格の通信網整備に向けて無線アンテナを共同開発する。
国産の採用で安定供給につなげる狙いもある。

楽天は5Gのサービスを2020年6月に開始する予定。
基地局などの通信網整備に今後5年で1946億円を投じる計画を示している。
NTTドコモの5G投資額などと比較すると低い水準で、
NECと協力しコストの低減に努める計画だ。
共同開発の基地局を全国約1万6000カ所に設置する。

楽天は10月に現行の第4世代(4G)の通信規格を使った携帯に参入予定で、
4Gの基地局はフィンランドのノキア製の採用を決めている。
ただ米中対立に起因し、中国の華為技術(ファーウェイ)製品の使用が
難しくなるなど、海外製品は調達の不安定さが懸念されていた。

ドコモ、「Huaweiの5G基地局先行導入」報道を否定 「記事のような事実は全くない」
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1905/28/news107.html
ソフトバンク、5Gでファーウェイ選定せず−エリクソンとノキア
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-05-29/PS9AAS6KLVR501