3日夜、黒部市にあるゴム製品を製造する工場で従業員の36歳の男性が作業中に機械に挟まれて死亡しました。

3日午後10時半すぎ、黒部市岡にある「北星ゴム工業」の工場で従業員の男性が機械に挟まれているのを同僚の男性が見つけ、会社の警備員を通じて消防に通報しました。
警察によりますと、男性は、黒部市田家新に住む「北星ゴム工業」の社員、田村和也さん(36)で、病院に搬送されましたが頭部を損傷していて約1時間後に死亡しました。
田村さんは、ゴム製品の材料を冷やす機械の内部で作業をしていたところ、回転する鉄製の棒と、その上にある鉄製のパイプの間に頭を挟まれたということです。
当時、工場には7人の従業員がいましたが田村さんはひとりで作業をしていたとみられるということで警察は、工場の関係者に話を聞いて事故の詳しい状況や会社の安全管理に問
題がなかったかどうか調べることにしています。
北星ゴム工業は「2度とこういった事故が起きないよう、設備面の安全対策を徹底するとともに従業員の安全意識を高めていきたい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20190604/3060002014.html