仮想通貨取引所のコインチェックは5月31日、仮想通貨「Monacoin」(モナコイン)を新たに取り扱うと発表した。
6月上旬から、コインチェックの取引所上で送金や受け取り、購入、売却が可能になるという。
これを受け、すでにモナコインを取り扱っている仮想通貨取引所「bitFlyer」「Bitbank」「Zaif」では午後2時ごろからモナコインの取引価格が急騰した。

それまで1MONA=117円〜119円台で推移していたが、2倍超の急騰を見せ、17時35分現在、bitFlyerでは260円、Bitbankでは270円、Zaifでは269円まで価格が上昇した。

18年1月にコインチェックから580億円相当の仮想通貨「NEM」が流出した後、低迷を続けていた仮想通貨全体の価格も、今年5月中旬から回復基調を見せている。

 仮想通貨の代表格であるビットコインは、40万円台の低迷から5月30日に一時100万円を超える回復を見せ(bitFlyerでの価格)、現在80〜90万円台で推移している。

 ここ数カ月の仮想通貨の回復基調は、米中貿易摩擦の政治的混乱から資産の退避先として仮想通貨が買われているという見方や、
機関投資家が単なる投機先ではなく新たな資産クラスと見なし始めたなどの背景があると考えられている。

モナコイン価格、2倍超に急騰 コインチェックが取り扱い開始を表明
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1905/31/news114.html
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