高血圧が原因となる脳卒中や心臓病のリスクを下げるため、日本高血圧学会は、治療のガイドラインを改定し、目標の血圧を、75歳未満ではこれまでの最高血圧140未満から130未満にするなど引き下げました。
これによって、血圧を目標値に下げる治療が必要な患者は1700万人に上るとみられています。

高血圧は、血管や心臓に負担をかけるために脳卒中や心臓病を引き起こす最も大きな要因と言われています。

日本高血圧学会はガイドラインで、高血圧と診断して治療を開始する基準の値を最高血圧140以上、最低血圧90以上と定めていて、治療中の患者は国民のおよそ5人に1人に当たる2400万人いるとされています。

こうした中、日本高血圧学会は、治療を始めた患者が目標とする血圧の値を引き下げる治療のガイドラインの改定を行いました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190529/k10011933961000.html