佐賀県の山口祥義知事は20日、自民党の谷川弥一衆院議員(長崎3区)が九州新幹線長崎ルートで未着工の新鳥栖―武雄温泉(佐賀県)の新幹線建設に反対している
佐賀県の対応を「韓国か北朝鮮を相手にしているような気分だ」と発言したことに
「(佐賀、長崎両県の関係を外交問題になぞらえるのは)例えとして適切ではない」と不快感を示した。

 佐賀市内で取材に応じた。佐賀県は長崎ルートにフリーゲージトレイン(FGT)を導入するとした国交省などとの合意が前提という立場。
FGTを断念し、未着工区間の整備方式を議論している与党検討委員会や長崎県、JR九州は新幹線を建設したい考え。

佐賀知事、自民議員発言は不適切
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/376444