貼り合わせた1万円札使い逮捕 82歳男「もったいない」
2019年05月16日 12時08分


 香川県警琴平署は16日、ぼろぼろになった1万円札数枚を貼り合わせて1枚にしコンビニで使ったとして、偽造通貨行使の疑いで、同県坂出市の無職の男(82)を逮捕した。「もったいないと思った。だますつもりはなかった」と供述している。

 逮捕容疑は、3月7日午前9時ごろ、同県仲多度郡内のコンビニで、破損した1万円札数枚をセロハンテープでつぎはぎして作った1万円札1枚を女性店員に渡し、たばこを買った疑い。男性店長(50)が琴平署に紙幣を持参して届け出た。

 日銀高松支店によると、傷んだ紙幣は日銀各支店に持ち込めば新札に交換してもらえる。
https://www.nishinippon.co.jp/sp/nnp/national/article/510537/