コメンテーターで同局の玉川徹氏は「単に安倍応援団の人が、安倍をバカにしてるという風に
受け取って怒ってるってだけの話ですよね。別にそれ以上でも、それ以下でもない」と語り出した。

 さらに「逆に、もしかしたら安倍応援団だったらこう考えるかもしれないと、編集者は考えるかもしれないですね。
佐藤さんじゃなくて。編集者がそういう風に考えた時に、佐藤さんのこれを使うって考えた時、よく考えるてみると
こういう事を載せたら、安倍応援団は怒るかもしれないと思って。だから忖度して自分の本当の考え、
例えば嘔吐より下痢の方が自分は役者としてやる上でいいと思ったんだというところを引っ込めてしまう方が
嫌だな。佐藤さんはいろいろ深く考えた上で役者としてこの役を引き受けるに当たって、
下痢という形にした方が映画上いいと判断して、監督もそれがいいだろうとなったから映画になってるわけでしょ。
それを安倍応援団みたいな人がもしこれを見たら、怒るかもしれないと思って、せっかくそういう風に
考えたことをやめてしまう方が忖度、忖度で嫌だと思います」と話した。

 原作を読み続けているという同氏は、映画化が決まった時に「また何か国粋主義的な映画になるんだったら
嫌だなって思ってた」というが、「佐藤さんがああいう思いでこの映画を作ったということだったら、
逆に見たくなりました」とコメントをした。
https://hochi.news/articles/20190514-OHT1T50033.html