東京の山手線や大阪の環状線など電車の中で、缶ビールやチューハイを飲んでいる人を見かけることはないだろうか。
仮に車内が空いていたとしても、在来線で飲酒する行為はやはり「マナー違反」と映り、不快に思う人もいるだろう。

一方、通勤電車で都心に向かうならともかく、郊外へ行く電車の中なら、多少のアルコールは飲んでもいいのでは、駅の売店でも売っているわけだし......、そう考える人もいる。
ましてや旅行中の電車の中なら当然だろう。

そこでJタウン研究所では、「在来線での飲酒、マナー違反だと思う?」に関して、都道府県別にアンケート調査を行った(総投票数879票、2019年2月8日〜4月24日)。

はたして、その結果は――。

「在来線での飲酒、マナー違反だと思う?」という問いかけに対しての結果が、下の円グラフだ。「思う」は519票、59%、「思わない」は360票、41%だった。「思う」派がやや優勢である。

「マナー違反だと思う」と答えた人の率を、各県ごとに0〜50%、51〜60%、61〜80%、81〜100%と4段階に分け、比較を試みた。その結果を色分けすると、上のような日本地図になった。

色分けされた地図を見ると、「思う」率が81〜100%の紺色は、秋田、千葉、山梨、石川、兵庫、和歌山、山口、高知、熊本、大分と、全国に分散している。
これらはマナーに厳しい県と言ってよいのかもしれない。

在来線での飲酒、「許せる」は少数派 全国的にはマナー違反、だけど一部地域では...
https://j-town.net/tokyo/research/results/279251.html?p=all
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