秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまが通われるお茶の水女子大付属中学校(東京都文京区)で、
悠仁さまの机の上に刃物が置かれた事件で、警視庁は1日、建造物侵入容疑で逮捕された住居・
職業不詳、長谷川薫容疑者(56)の関係先として、京都市西京区の集合住宅を家宅捜索。
団地の住人らからは驚きや怒りの声が聞かれた。

 「逮捕の報道はもちろん知っていたが、まさかこの地域に関係がある人物だとは思っていなかった」。
10年ほど前からこの集合住宅に住んでいるという無職の女性(72)は驚くとともに「この改元の時期に
何てことをしてくれたのだと怒りを感じる」と語気を強めた。

 70代の男性は「ここらは比較的穏やかな地域なので、そのような犯行をたくらんだ人物がいたとは
信じられない。なぜあんなことをしようと思ったのか、背景に何があったのか知りたい」と話した。

 家宅捜索先は、長谷川容疑者が契約書類などに自宅の住所として記し、親族が住んでいたという。
住人女性は「女性と50代くらいの息子が住んでいたようだが、詳しいことは分からない」。別の近隣の
住民は、出入りしていた長谷川容疑者とみられる男性について「おとなしく優しそうな感じだが、
エレベーターで一緒になったときにあいさつするくらい。最近は1〜2カ月前にすれ違った」と話した。
https://www.sankei.com/affairs/news/190501/afr1905010011-n1.html