戦争に負い目ない新天皇即位、世界指導国への飛躍を夢見る日本
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「ありがとう『平成』・ようこそ『令和』」。
東京・銀座の老舗デパート・三越が28日から始まった新天皇即位記念イベントでキャッチフレーズにしている言葉だ。
新旧の元号を入れて、平成が過ぎ去り、令和時代が来ることを告げている。
(略)
このため、安倍内閣は発展途上国の政府が国際的な行事を行うよりも強い姿勢で関連行事や事業を奨励している。
官公庁が密集している東京・霞が関のど真ん中では今も道路工事が進行中だ。地下鉄日本橋駅と銀座駅は五輪に備えてリニューアル工事をしている。
国際社会からよく「官言複合体」と指摘される日本のテレビや新聞も先頭に立って刷新ムードを作り出している。

 安倍内閣はこれらを通して自身の著書『美しい国へ』で目指した超一流国家を作る考えだ。「日米中3強時代」こそ令和時代の安倍内閣が目指す最終目標だ。
こうした「グランドプラン」の裏には、安倍首相が内閣や自民党の支持率を引き上げ、長期政権への足場をしっかり築きたいという意図も見え隠れする。
令和時代に安倍内閣の右傾化の流れが加速すれば、日本国内でもきしみが生じ、周辺国を緊張させる可能性もある。