国内2輪市場は低迷を続けています。そんななか2018年に誕生60周年を迎えた、ホンダ「スーパーカブ」シリー
ズ。豊富なエンジンサイズと様々なボディタイプをラインナップし、幅広い層のユーザーから親しまれているロン
グセラーモデルです。そのなかでも高額なモデルが非常に人気となっています。なぜ市場が低迷するなか、高額
な「スーパーカブ」が販売好調なのでしょうか。

2019年4月現在では、50cc/110cc/125ccの3タイプのエンジンと、スタンダードからビジネスユース、レジャー
向けなどのボディを用いることで計9モデル(特別仕様車を含めると11種)までラインアップを拡充しています。

それらの中でも異彩を放つモデルとして挙げられる「スーパーカブC125」は、2018年6月末に登場した車両で、初
代モデル「スーパーカブC100」のデザインを踏襲しつつ、省エネルギー性に優れたLED灯火器や、より便利にエ
ンジン始動できる「Honda SMART Key システム」などを採用することで、スマートな使い勝手と上質さが追求さ
れました。

「スーパーカブC125」は、ヤマハやスズキ、カワサキなど国内メーカーの125ccクラスモデルと比較しても高額な
39万9600円という車両価格(消費税込)ながら、発売から約半年で年間販売計画台数3000台を上回るセールス
を記録しています。

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