サンマ漁前倒し5月開始へ 北太平洋公海、不漁契機

8〜12月が操業期間と定められていたサンマ漁が、今年は前倒しされて5月から北太平洋の
公海で始まることが13日、分かった。深刻な不漁が続いていることが背景にあり、水産庁は
操業期間の制限を外した。漁獲量を確保する狙いがあるが、水揚げ量の見込みや採算性は不透明だ。

全国さんま棒受網漁業協同組合によると、一部の漁船が5月中旬から7月中旬にかけて
操業する見通し。北海道と青森、岩手、宮城、富山各県の漁船計約20隻が参加する意向を示している。
サンマは洋上でロシア船に売却したり、日本国内で販売したりする計画だ。

https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019041301001579.html