文在寅(ムン・ジェイン)大統領が先週マレーシアを国賓訪問した際、あいさつの言葉をインドネシア語で述べていたことが分かった。
この事実が明らかになると、外交上のミスに対するあきれた声とともに、韓国大統領府(青瓦台)のスタッフに対する厳しい声が相次いでいる。

文大統領が海外を訪問する際や公開行事に出席する際、あまりにもお粗末なミスが繰り返されているからだ。

文大統領は13日、マレーシアを訪問した際、マハティール首相との首脳会談後の共同記者会見で、マレーシア語ではなくインドネシア語であいさつした。
文大統領が述べた「スラマッソル」という言葉について、韓国大統領府は「マレーシアの午後のあいさつ」と説明した。
しかし、これはマレーシア語ではなくインドネシア語だった。
マレーシア語でのあいさつは「スラマップタン」と言う。

この事実が明らかになると、ネットユーザーの間では、外交的欠礼だとの声が相次いだ。
あるネットユーザーは「外国の国家元首が韓国に来て『こんにちは』とあいさつするようなものだ」と指摘した。
マレーシアとインドネシアは、かつてマレーシア連邦の成立をめぐって紛争を繰り広げた間柄だ。

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