フリマアプリを通じてわいせつな画像を売買したとして、福岡県警は20日、女子中高生3人と会社員の男ら5人を児童買春・児童ポルノ禁止法違反などの
疑いで書類送検したと発表した。女子生徒ら3人は容疑を認め、「金は化粧品や洋服の購入に使った」と供述しているという。
 少年課によると、女子生徒は愛知県や埼玉県、東京都に住む15〜17歳。男らは愛知県や神奈川県に住む20代〜50代の会社員や無職。
 女子生徒3人は2017年〜18年ごろ、自身のわいせつな画像を買う人をSNSで募集。複数の男らに自分で撮影した裸の画像をスマホで送った
疑いがある。男5人は、女子生徒3人のうち1人の女子高生から繰り返し画像を購入し、所持した疑いがある。
 女子生徒は、男らとSNS上で画像を売買する約束をした後、男の名前を明記した架空の商品をフリマアプリに出品。入金を確認後、画像を送っていた。
生徒の1人は2年余で約150万円を得ていたという。
 フリマアプリを通じて代金のやりとりをすれば、互いに銀行口座や名前などの個人情報を知らずに済むため、両者がアプリを利用したと県警はみている。(菅原普)

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