関西地方の少年院に務める男性の法務教官がツイッターに「少年は洗脳しやすい」などと
書き込んでいたことがわかった。20日の参院法務委員会で
名執雅子・法務省矯正局長が事実関係を明らかにしたうえで、不適切だったと
認めて謝罪。男性教官の処分を検討している。

 法務省によると、問題のツイートは今年1月に男性教官が個人アカウントに偽名で
書き込んだもの。「少年院に入るような少年はあまり勉強していない分、
変に染まっていないので洗脳…じゃなく教育しやすい」と投稿していた。
2014年1月にも特定の国を名指しする形で差別的な表現をツイートしていた。

 法務省は一連の書き込みについて、少年を教育する立場として不適切な言動なうえ、
特定の国を中傷し差別を助長する発言と判断。国家公務員法の信用失墜行為に
当たる可能性もあるとみている。男性教官については、少年と接触することがない
別の職場で働くよう事実上の配置転換をした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190320-00000045-asahi-soci