JR夕張支線、惜別の増便 3月末廃止、ファンの声受け8往復に
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黄色いハンカチで出迎え
黄色いハンカチで、乗客を見送る女性ら=16日、夕張市末広のJR夕張駅
【夕張】今月末に最終運行日を迎えるJR石勝線夕張支線(新夕張―夕張、16・1キロ)が16日、1日5往復から8往復へ増便された。
通常1両編成の車両も3両に増結され、多くの鉄道ファンが夕張を訪れた。
JR北海道のダイヤ改正の一環で、31日まで連日、増便される。廃止に向けて鉄道ファンらから、増便を望む声が上がっていた。午前6時台〜午後7時台までの運行時間帯は変わらないが、日中で最長約4時間あった運行間隔は、最短約1時間半に短縮された。
これに伴い、昨年夏から、夕張駅ホームで週末などに黄色のハンカチで乗客の出迎えと見送りをしていた市民有志は、取り組みを連日に拡大して行う。呼びかけ人の松宮文恵さん(71)は「最終日を思うと涙が出そう。
心を込めてお迎えしたい」。オホーツク管内遠軽町の教員の沢井俊博さん(49)は「増便で来やすくなった。夕張の人の温かなもてなしが印象的」と話していた。