回転ずしチェーン「無添くら寿司」を展開するくらコーポレーションは12日、大阪市浪速区の通天閣近くに、訪日外国人をターゲットにした
新型店舗を開く。英語と中国語に対応した自動案内機を設け、無料でインターネットが使える。期間限定で、海外限定メニューも味わえる。
 通常の店舗と同規模の、199席で営業する。
 31日までは、米国での人気メニューを再現して販売する。エビマヨとキュウリを具材にした巻きずしの上に、スパイスの利いたソースや
揚げたパン粉などをのせた「ゴールデンクランチロール」だ。
 くらは米国で20店、台湾で16店を展開している。店舗のある「新世界」と呼ばれる一帯は、多くの訪日客でにぎわう。広報担当者は
「日本で体験してもらい、帰国後にも利用してほしい」。訪日客向けだが通常メニューもあり、日本人も利用できる。(久保田有暉)

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