辺野古土砂搬出の岸壁使用許可へ
沖縄・本部町、作業加速か

 沖縄県本部町は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先、名護市辺野古の埋め立て用土砂を搬出するための本部港(同町)の使用について、
新たに申請があれば、4月以降、許可する方針を固めた。町幹部が6日、明らかにした。
現在は名護市の民間桟橋から土砂を搬出しており、本部港が加われば、辺野古沿岸部の埋め立て作業が加速する可能性がある。

 町幹部は取材に「台風で壊れた港の岸壁の復旧にめどが立った。法令や条例に照らして問題がなければ、新規申請を許可する」と述べた。

 県などによると、本部港は昨年9〜10月、台風被害を受けて7カ所の岸壁のうち三つが使えなくなった。

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