https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20190301-00000133-nnn-soci

ホテルの部屋にあるシャンプーやタオルといった備品。持ち帰っていいものといけないものは何なのか。
ネットでは「意外と線引きが分からない」といった声が上がっている。
そうした中、高額な備品を無断で持ち帰る人が増え、多額の被害が出るなど、ホテル業界では困惑が広がっている。

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東京・港区赤坂にあるホテル「インソムニア赤坂」。ゆとりのある客室と、高級感が売りだという。
部屋には自由に使えるスマホや電気ケトルなどの備品が。しかし、備品をめぐってある悩みがあるという。

インソムニア赤坂ホテル オペレーションマネジャー・大田陽介さん「(電気ケトルは)たまになくなったりはしますね」

それは、禁止されているホテルの備品の持ち帰り。8000円ほどの電気ケトルがなくなることも。

大田さん「なくなったものに関してはホテルの損失につながってしまっております」

こうした備品の持ち帰りはインターネットでも話題に。

ネットの声「備品持ち帰るのなんて窃盗でしょ」「タオルは悩む時ある」「どこまでだったら持ち帰ってもいいの?」

1日で2000件以上のツイートを記録した。ホテルの備品で持ち帰っていいものと、いけないものとは?

街で話を聞いてみると――

不動産業(20代)「タオルはまずいんじゃないかって思うんですよね、歯ブラシとかヒゲソリとか洗顔とかはいいかなって思う」

会社員(20代)「持ち帰って良さそうなもの、消耗品みたいなやつは結構持ち帰ったりします」

一方で、こんな意見も――

「自分がタオル使わなかったらタオル持ち帰っちゃったりとか、そういうのはあります。それ込みでホテル料金だと思っているので」

意外と知らない持ち帰っていいものとダメなものの線引き。ホテルでの決まりはどうなっているのだろうか。