スキューバダイビングで最も怖いのは、遭難である。複数人で海中に潜っている場合、お互いの状態を把握していることが求められる。
しかし、海中で電波を飛ばすのは難しい。また、過酷な水圧に耐えられる通信機器というのもそう多くはないはずだ。
そこで今回は「Oceans S1」という製品を紹介したい。スキューバダイビングでの用途に特化したスマートウォッチである。
スキューバダイビングであるから、現在の深度や潜行時間、水温などを一目で把握できなければならない。
2.2インチの液晶画面を持つOceans S1は、それらの情報を一度に視認できるよう設計されている。
そしてこのOceans S1には、超音波通信機能が搭載されている。
ダイバー同士の定型短文による通信を可能にするものだが、それだけでも大きな安心感がもたらされるはずだ。
受信時にはOceans S1が振動してダイバーに情報を知らせる。
最大潜行深度は50mとしているが、これは開発者の推奨スペックである。
実際は100mまで潜行できる耐久性を確認しているそうだ。最大連続使用時間は10時間としている。
専用のスマホアプリも用意していて、こちらで各種データをシェアすることができる。なお、充電はQIワイヤレスチャージに対応している。
スキューバダイビングの安全のため、ぜひとも手首に巻いておきたい製品であるが、現在はクラウドファンディング「Kickstarter」で出資を受け付けている。
価格は3499スウェーデンクローナ(約4万1700円)から。配送は8月を予定している。
8月といえば、日本ではバカンスシーズン只中である。もちろん、日本への配送にも対応している。
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https://www.kickstarter.com/projects/oceansio/oceans-s1-the-scuba-dive-computer-with-buddy-commu
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