髪の毛が少ない人たちで作る「ツル多はげます会」の新春の会が、22日夜、鶴田町で開かれ、頭やおでこにひものついた吸盤をはり付けて引っ張り合う恒例の綱引き大会などが
行われました。

この催しは、髪の毛の薄い人たちで作るNPO法人、「ツル多はげます会」が、平成元年の2月22日に結成されたことを記念して毎年、開かれています。
22日は地元のメンバーや、北海道や富山県から訪れたおよそ30人が鶴田町の温泉旅館に集まり、みんなでゲームを楽しみました。
1メートル先の頭に向かって冷却シートを何枚貼り付けられるかを競う、ゲームでは、冷却シートが頭にぴたっと貼り付くたびに会場から大きな歓声が上がっていました。
続いて吸盤の付いたひもを互いの頭やおでこにはりつけて引っ張り合う恒例の綱引き大会が行われました。
出場した人たちは、四つんばいの状態で頭に吸盤を貼り付け、行司の「はげよい、のこった」のかけ声を合図に、ひもを引きあいました。
会場では、対戦相手の出方をうかがいながら力の入れ具合を工夫する熱戦が次々と繰り広げられていました。
2連覇を果たした、鶴田町在住の藤田哲也さんは、「連覇できて本当にうれしいです。みんなで笑って楽しめるところがこの大会の魅力です」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20190223/6080003967.html