しっかり食べているのに栄養不足で「うつ」に? 気をつけるべき食生活とは

■食生活の落とし穴、「タンパク質」不足
タンパク質は筋肉や骨、皮膚、臓器、髪の毛などの元で、血液中では栄養素を運んだり、体内の化学反応を仲介する代謝酵素になるなど、
非常に多くの役割を担っているほか、心を落ち着かせるセロトニンや、喜びを感じさせるドーパミンという脳内の神経伝達物質を生成するために
必須の材料でもあります。

ところが、日本人はそのタンパク質が不足しがちだと著者の藤川氏は言います。
運動をしている人は意識的にタンパク質を摂取しているかもしれませんが、あまり気を使わない食生活を送っていると、タンパク質の
摂取量が少なくなりがちになってしまうのです。

1日に食べ物から摂取すべきタンパク質は、本書によると「50〜70グラム」程度。
一方、10グラム摂取するために、牛肉(和牛赤身・もも)なら47グラム、豚肉(赤身・かたロース)なら49グラム、鶏肉(もも・皮つき)なら58グラム、
そして豆腐だと100〜150グラム、さらに、卵なら1.5個を食べる必要があります。
つまり、50グラム摂取するためには、豚肉だけだと245グラム、卵だけだと約7.5個食べることになります。
特に近年は、ダイエットのため1食抜く(もしくは2食も抜く)という人も多く見受けられます。こうした食生活の変化がタンパク質不足を招いているのかもしれません。

https://news.nifty.com/article/item/neta/12147-9113/
しっかり食べているのに栄養不足で「うつ」に? 気をつけるべき食生活とは
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