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子犬のお腹にヘロイン埋め込み密輸、獣医師に禁錮6年 ブルックリン区連邦地裁が判決

子犬の腹部にヘロインを隠し密輸したとして昨年、共同謀議の罪で有罪判決を受けていたコロンビアの獣医師、アンドレス・ロペス・エロレス被告(39)に対し、
ブルックリン区連邦地方裁判所は7日、禁錮6年の実刑判決を言い渡した。連邦麻薬取締局(DEA)が発表した。被告は刑期終了後、コロンビアに強制送還される見通し。

 発表によると、エロレス被告は2004年9月8日から05年1月1日にかけてコロンビアのメデジン市の農場で犬を飼育、
子犬9匹の腹部に外科手術を施し液体ヘロインが入った袋を埋め込み、米国に密輸した。

 連邦当局は05年1月1日、農場を捜索、腹部に液体ヘロインが入った袋が埋め込まれた子犬を見つけた。
当局は子犬を保護し、子犬の腹部から液体ヘロイン10袋を除去、農場から合計3キロの液体ヘロイン17袋を押収した。
除去手術後、ウイルスに感染した子犬3匹が死亡した。当時、被告は農場からは姿を決しており、スペインに逃亡。15年に逮捕されていた。
(略)