明石市・泉房穂市長:「私の発言については、全て事実であります」
深々と頭を下げて謝罪したのは、兵庫県明石市の泉房穂市長(55)。

市の職員に対して暴言を吐いていたことが、音声データで明らかになったのです。

<音声データ>
泉市長:「ふざけんな!何もしてないやないか7年間!平成22年から何してたんや7年間!お金の提示もせんと。
楽な商売じゃほんまお前ら。アホちゃうか、ほんまに」
国道の拡張工事を進めたい泉市長は、職員が用地買収を進めていなかったことに怒りを露わにしたのですが、その時の言葉が…。

<音声データ>
職員:「すいません」
泉市長:「すまんで済むか、そんなもん!すまんで済まん、そんなもん!立ち退きさせてこい、お前らで!きょう火つけてこい!
きょう火つけて捕まってこいお前。燃やしてしまえ!ふざけんな!行ってきて燃やしてこい今から建物。損害賠償(の責任は)個人で負え!」

菊地弁護士:
「今回の件に関しては、放火の教唆や脅迫には当たらず、刑事的な責任を問われることはないと思います。
字面だけでみると、確かに放火をそそのかしているじゃないかとか、「お前が金銭の負担をしろ」というのは脅迫じゃないかと。
ただ、市長がおっしゃっているように本気ではないからなんですね。
例えば、怒っている人が相手に放つ暴言で『奥歯がどうのこうの!脳みそがどうのこうの!』っていうのがありますでしょ。
アレも本当にやろうとしているわけではないですよね。それと似たようなもので。怒りが表れている…というところで、
刑事責任はちょっと難しいかなと思います」

(関西テレビ1月30日放送『報道ランナー』内「そこが聞きたい!菊地の法律ジャッジより)

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