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マリオそっくり? 中国共産党が酷似キャラ使用で波紋

中国で治安や司法部門を管轄する共産党の組織が、大手ゲームメーカー「任天
堂」の人気キャラクターの「マリオ」にそっくりなキャラクターを使用した宣
伝動画を掲載し、インターネット上で「著作権を侵害しているのではないか」
といった批判的なコメントが寄せられ波紋を呼んでいます。

この宣伝動画は、中国共産党で治安や司法部門を管轄する中央政法委員会が30
日、中国版ツイッターのウェイボーの公式アカウントに掲載しました。

動画では、大手ゲームメーカー「任天堂」の「マリオシリーズ」の「マリオ」
にそっくりなキャラクターを登場させて、法執行の取り組みなどについて表現
していて、ゲームと似た音楽も使われています。

この中では、汚職撲滅で末端の役人から大物幹部まで摘発するとした習近平指
導部の「虎もハエもたたく」というスローガンを踏まえ、マリオにそっくりな
キャラクターが虎やハエをたたく様子も写っています。

ただ、この動画をめぐっては、アカウントのコメント欄に「著作権を得たのか」
とか、「任天堂の著作権を侵害しているのではないか」といった批判的なコメ
ントが寄せられ、「マリオ」の無断使用ではないかと問題視されて波紋を呼ん
でいます。

これについて、任天堂は「個別の案件にはコメントしていない」としています。
【以下、中国による著作権侵害事例が長々と書かれているので略】
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190201/k10011799311000.html
動画
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190201/movie/k10011799311_201902011459_201902011509.html