韓国メディア、長友ハンド疑惑「審判レベルに疑問符」

サッカー・アジア杯1次リーグF組(13日、アブダビ)2大会ぶり最多5度目の優勝を目指す国際連盟(FIFA)ランキング50位の日本は、
1次リーグF組第2戦で同82位のオマーンを1−0で下した。2連勝で勝ち点6とし、16強による決勝トーナメント進出が決定。前半28分に
MF原口元気(27)=ハノーバー=が自ら奪ったPKを決め、その1点を守り抜いた。

 前半26分、原口がペナルティーエリア付近で相手DFに倒されたとして、主審はPKを指示したが、微妙な判定だった。前半45分にも、
ペナルティーエリア内でDF長友佑都(32)=ガラタサライ=がシュートブロックに入った際、手に当たったようなプレーにオマーン選手が
ハンドを主張する一幕があった。

 この2つの場面について、韓国メディアは厳しい見方を示した。中央日報電子版は「日本、誤審論争の中でオマーン破り16強入り」との見出しを取り、
日本がPKを獲得した場面について、原口と相手DFの間には「直接的な身体の接触はなかった」と報じた。また、長友の“ハンド疑惑”について
「日本は前半終了直前に再び起きた誤審性の幸運判定で胸をなで下ろした」と表現した。

 韓国紙スポーツ・ソウル電子版は「審判レベルに“疑問符”」と判定を批判。前半45分のシーンについて「オマーンにペナルティーキックを
与えてもおかしくない場面。逆にホイッスルを吹くのが妥当。反則が成立するに値する故意の行為だった」と指摘した。

 スポーツサイト「スポータルコリア」は「日本、幸運の16強行き」との見出しで報じた。「VARがあったらハンドの可能性が高かった」とする
長友の談話を取り上げ、「日本自らも判定の利益を認めた」と伝えた。

https://www.sanspo.com/soccer/news/20190114/jpn19011411060018-n1.html