室戸市の寺で、航海の安全などを祈る祈願祭に合わせた「奉納相撲」が行われ、地元の女子高校生たちが豪快な投げ技を披露して会場を沸かせました。

室戸市にある四国霊場24番札所、最御崎寺では、戦前から毎年1月に豊漁と航海の安全を祈る祈願祭に合わせて奉納相撲が行われてきましたが、その伝統は平成26年を最後に
一旦、途絶えました。

寺の呼びかけで去年、県立室戸高校の女子硬式野球部の選手たちがはせ参じて奉納相撲が復活し、今年も1、2年生の11人が土俵に上がりました。

女子生徒たちは、最初のうちこそ恥じらいの表情を見せたものの、豪快な投げ技や粘りのある四つ相撲で熱戦を繰り広げ、参拝に来た人やチームメイトから大きな声援が送られま
した。

元大関・朝潮の高砂親方の出身地でもある室戸市は相撲人気が高く、今場所、東の前頭筆頭の栃煌山も中学生のとき、この大会に参加しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20190114/8010004176.html