「TANITAツインスティック・プロジェクト」クラウドファンディングプロジェクトが成功し,目下開発中となっている
PlayStation 4用入力デバイス「XVCD-18-b 18式コントロールデバイス『ツインスティック』」(以下,ツインスティック)。
その開発途上版をタニタがCES 2019の会場で展示していた。まだ試作品の段階とはいえ,ついに姿を現したのだ。

TANITAツインスティック・プロジェクトを担当するタニタの久保彬子氏によると,CES 2019版の試作機は,
幅こそ製品版相当ながら,厚みは目標よりもだいぶ厚いという。最終製品版ではもっと薄くなるそうだが,
それでも膝の上に置いて使うには向かない大きさだろう。
アーケード筐体よろしく,机の上に載せて使うのが基本的な使い方で,底面には滑り止めも付くつくそうだ。

セガサターン用のツインスティックをイメージしていた筆者は,大きさに驚かされたが,アーケード筐体のコントローラを再現すると考えれば妥当なところか
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ボタンの数や配置はこれで決定ではなく,「製品版では異なるものになる」と久保氏。
トリガーとボタンが付いたスティック部にも,さらにボタンを1つ追加する予定とのことだ。
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 ツインスティックの製造は,アーケード筐体用の入力デバイスやスイッチで知られる三和電子が担当しているので,製品版のデキは心配ないだろう。

https://www.4gamer.net/games/374/G037408/20190109001/