ファーウェイ ライバル社のiPhoneでツイート 担当者を処分
中国の通信機器大手ファーウェイが、ツイッターの公式アカウントで新年のあいさつをした際、
投稿した担当者がアメリカのライバル社のiPhoneを使用したため責任者が処分されたと中国メディアなど
が伝え、副会長が逮捕された事件を機に米中関係が緊張を増す中で、ネット上で話題を集めています。
中国メディアなどによりますと、ファーウェイがツイッターの公式アカウントで新年のあいさつをした際に、
画面上にアメリカのライバル社 アップルのiPhoneを使用したことが表示されたということです。
投稿はその後、削除されましたが、投稿した業者を管理していた責任者2人は、ファーウェイのブランドを
傷つけたとして、降格や日本円にして8万円近くの減給処分を受けたということです。
ツイッターは中国政府の規制によって中国本土では使えないため、担当者は規制を受けずに済むVPNと
呼ばれるサービスを利用しようとしましたが失敗したことから、iPhoneに香港のSIMカードを挿して
投稿していたということです。
ファーウェイをめぐっては、副会長がアメリカの要請を受けたカナダ当局によって逮捕された事件を機に、
中国国内でアメリカのiPhoneではなくファーウェイを使おうと呼びかける動きも出るなど米中関係の緊張が
増しています。
こうした動きの中でファーウェイみずからがiPhoneを使っていたという皮肉な形となりネット上で話題を
集めています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190105/k10011768061000.html