【北京共同】中国の習近平国家主席は2日、北京の人民大会堂で演説し、共産党独裁下で高度な自治を認める「一国二制度」による台湾統一に触れ、「両岸(中台)は早期に政治対立を解決すべきだ」と訴えた。
同制度による統一の模索など5項目を提起し、台湾側に対話を呼び掛けた。

習氏は2014年に「一国二制度」による台湾統一を強調し、台湾側が強く反発した経緯がある。
演説は台湾独立志向の民主進歩党(民進党)の蔡英文政権に揺さぶりをかける狙いがありそうだ。

習氏は台湾に平和的統一を呼び掛ける「台湾同胞に告げる書」発表から40周年を記念する式典で演説した。

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