新幹線名物(?)「シンカンセンスゴイカタイアイス」はなぜあんなに硬いのかhttps://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190101-00000010-it_nlab-bus_all

 「シンカンセンスゴイカタイアイス」をご存じでしょうか。

 そのハンパない硬さから、ネット上でこんな名前で呼ばれている「新幹線の車内販売/ワゴンサービスで売っているアイス」のことです。
新幹線に乗り、ワゴンを押すパーサーさんを見かけるとつい食べたくなります。また、普段新幹線には乗らない人もこのウワサを耳にして「そこまで硬いといわれるアイスって何なの?」と興味を持っている人も多いでしょう。

【画像】力技も!すぐ食べたい時の豆知識

 そのハンパない硬さから、なんとJR東海とJR西日本まで「1年分の新幹線車内販売アイス&あずきバー食べ比べセット」が当たるブッ飛んだキャンペーンを行ったほどです。

 なぜシンカンセンスゴイカタイアイスは「スゴイカタイ」のでしょう。どうすれば上手に食べられるのかを調べました。

新幹線アイスはなぜすごく硬いの?

 シンカンセンスゴイカタイアイスの正式名称は、「スジャータ スーパープレミアムアイスクリーム」といいます。製造メーカーのスジャータめいらくグループに聞きました。

 硬さの理由は大きく2つ。スジャータ スーパープレミアムアイスクリームは、車内販売のために作られた新幹線専用の商品。
車内販売で売り歩く間に溶けてしまわないように、一般的なアイスクリームよりもオーバーラン(空気含有量)を少なくしています。
そのために固めになり、そしてこれが高級感のある濃厚な味わいにもつながっています。あの硬さと、“普通のアイスとはちょっと違う”クセになる味わいは表裏一体だったのか……!

 もう1つは、鉄道事業者側が販売においてドライアイスを使った温度管理を徹底していること。「ときにはガッチガチ、でもあるときはちょっと溶けていた……」なんていう揺らぎはありません。いっつも硬いです。だからいつ買っても変わりなくおいしいのです。