【シドニー時事】反捕鯨国のオーストラリアとニュージーランド(NZ)は26日、日本が商業捕鯨の再開に向けて
国際捕鯨委員会(IWC)を脱退すると発表したことを受けて「失望した」と批判した。
豪州のペイン外相とプライス環境相は連名で声明を発表し、「豪州はあらゆる形態の商業捕鯨やいわゆる『調
査』捕鯨に断固として反対だ」と指摘し、IWC復帰を求めた。
NZのピーターズ副首相兼外相も声明で、IWCでの日本の立場を河野太郎外相と協議したと説明。その上で
「捕鯨は時代遅れで不必要な行為だ。日本が自身の立場を考え直して、海洋生態系保護の前進に向けて全て
の捕鯨をやめると引き続き期待している」と述べた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018122600939&g=eco