日本の場合は、歴史上の極悪人でもかならず神社に祀られているよな
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朝廷にとっての極悪人(都合の悪い人)を宥めるために神と呼んで祀ってるんじゃね 悪いものを神様にしたりするのは確かにあるが
敗者を悪いものとして扱う
でも祟りは怖いから祀るってのもあるからなっ >>13
水戸学のせいたよね
水戸学の大義名分論に影響を受けた志士たちが明治維新を成し遂げたから
南朝正統論なんてインチキが公認となった
しかし南北朝合一時に後小松天皇が後亀山から譲位された事実がないことを考えたら、南朝を正統とした場合、現在の皇室まで繋がらなくなる
花園→後醍醐→光明→崇光→後光厳→後円融→後小松
または
花園→後醍醐→光厳→後醍醐(2)→光明→崇光→後光厳→後円融→後小松
しかない
花園→後醍醐→後村上→長慶→後亀山→後小松
では、後小松は後円融から譲位されたのであって、後亀山から譲位された事実はないので繋がらなくなる 結局時の中枢がどのポジションかによって過去の人物の評価も変わってくる
新撰組の評価が好転するまで60年くらい、昭和3年の書籍以降になると好意的な書き方をする文も見られ始める 日本の「神」の定義は
他よりも卓越または常識を逸脱した能力を持った者であり
厄神、祟神、疫病神、貧乏神など西洋では悪魔と定義される者も「神」として定義される
では日本における悪魔とは何なのか?
「鬼」なのである
ただし、善行を行う鬼を「童子」と「神」に近い存在として認識する
西洋では「精霊」と呼ばれる者全てが日本では「神」なのである
だから、教義や教えなど全くない
あるがままを受け入れ感謝する信仰なのである >>55
悪党や詐欺師は人を欺いて詐取しようとする時
決まって「これはあなたの為なのです」と言うのよ 73続き
何故、吉備真備が祀られているのかがよく分からない
真備が祀るほどの偉人とは思えないけれども、祟るような何かをしているとも思えない >>75
そうかな、当時最高の知識人だし
藤原仲麻呂(恵美押勝)を討伐して皇室を安泰にした名将だろ
藤原氏以外で70代で累進して右大臣に昇ったというのも中々例がない
他に菅原道真くらいだが、多才ぶりは菅原道真より上だと思う 阿倍仲麻呂神社が謎
人物的には祀られてもおかしくない人なんだが
何故か福島に一つだけ
しかも洪水から護ってもらったからって業績に全く関係ない縁起 >>76
もし本人の功績故に平安初期に祀られた説なら有りかもと思う
もし吉備真備でなく、政争で亡くなった吉備内親王ならば別の話になるんだけども
今のところは吉備真備を祀っているという説で、他の祀られている方々と比べると
一人だけ違和感がある
反面、奈良時代の偉人の代表者として、の方が怖さが減る感じがする >>78
そうはいうけど中臣鎌足だって薩長だってテロリストなんだよ 行き倒れとかも道祖神としてまつられたりしたしな
封神というやつか 極悪人を断罪して、その祟りを恐れるから祀って鎮めてんだろ
日本は基本的になんでもそう。恐いものは祀って鎮める
海も山も空も大地も、怒らせると恐いから神として祀って鎮める 神道は善悪で裁くことはなく、ただ強大な力を制御するために祀る
「手に負えないもんはとりあえず良い感じに扱って勘弁してもらおう」という日本的アプローチは神道由来かもしれない 司馬遼太郎によれば
日本の神ってのはそこを清めて注連縄をはれはそこは神聖な場所でありよりしろとなる
ヤバいやつを鎮めて神あつかいにするなんてな権力者の都合 今でも「くわばらくわばら」って言う年寄りいるのかな 実際に言ってんの見た事ない 薩長がうまくいったところで内乱が終わったけど
江戸時代だとむしろ会津が雄藩扱いだったり
更に前だとまた別の勢力が台頭している訳で
平家物語よろしく盛者必衰だなぁ
近未来に岡山県が超発展とかそういう事も無くもない可能性が誰にも予想出来ない >>93
岡山が超発展するならば、ネタ的に医療系のような気もする
>>86
天照大御神を奉る場所を探すために倭姫命が各地を転々とされた後
伊勢に辿り着いた話を思い出す 死をもって償う事で全ての罪から解放され仏になれるという慈悲深い国なんだよ。だから死刑制度も存続している。欧米とは根本的に違う。 崇徳上皇「お主等は祟りがないと正しく生きる事もできぬ、憐れな民じゃ…」 >>98
ありゃピラミッドや巨大古墳みたいなもんで意味が違うだろ さすがに武烈天皇を祀ってる神社はないやろなと調べたら
狩野英孝の実家の神社が祀ってた >>106
あるよ。ハワイとかブラジルとか、日本人が多く移民した地には神社がある
このスレの主題とは関係ないけど われわれの宗教観てのはもともとゆるくて
もともとあった精霊信仰みたいなものや祖霊信仰に仏教の大日如来、毘盧遮那仏、阿弥陀如来等がしみこんだ
如来に菩薩に四天王、八幡神は菩薩となりいろんなものが権現や大明神になりそれでもみんな敬った
明治の軍国政策以前は神も仏も一緒くただった
神仏習合ってやつな
政策の都合上それまで同じ敷地ににあった神社と寺は分離され
神には格付けがされた
その格付けの中で天皇家に繋がるアマテラス一族とといわゆる軍神が上位に
寺は寺で経営組織力を高め教団を形成し勝手にあやしい縁起を持ち出した浅草寺みたいな観光寺も増えた
日本の宗教史はおもしろい
乃木神社や明治神宮みたいなムリヤリなものも含めておれたちらしいのかもな 戦勝国だと戦争は美化されてるけどねアメリカとかソ連とか
大国と戦争したことない国がなんか言っても無駄 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています