【サンパウロ時事】ブラジルのボルソナロ次期大統領は18日、インターネット交流サイト(SNS)で
公開した映像で「フランスは移民を快く受け入れたが、それにより苦しんでいる。ブラジルで
同じことは起きてほしくない」と述べ、移民受け入れに原則反対の立場を明確に打ち出した。

 ボルソナロ氏は「フランスの幾つかの地域は(移民流入により)生活することが耐え難く、
国内に不寛容の空気が広がりつつある」と強調。「移民に反対しないが、ブラジルに入るには
厳しい条件が必要だ」とした上で、来年1月1日の就任後、署名したばかりの国連の移民協定から
脱退する意向を示した。(2018/12/20-09:46)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018122003480&;g=int