あと2週間足らずとなった2018年は「世界で1つもクーデターが起こらなかった年」になる見込みです。
実は、歴史的にはクーデターが起こらなかった年は非常にまれであり、世界的なクーデターリスクの低下によって、
独裁的な政治が行われている国で民主主義が根付き、市場が開放されるという傾向が確認されているそうです。

最後に起こったクーデターは、2017年11月にジンバブエで起こったもの。
兵士らが蜂起しムガベ大統領を自宅軟禁することで、37年続いた独裁制が終わりました。
このクーデターを最後に、2018年12月までクーデターは発生しておらず、約1年間クーデターなしの期間が続いています。
しかし、1年を通してクーデターが起こらなかったのは、過去100年間で2007年に続いて2回目で、
非常に珍しいことなのだそうです。

2018年はここ100年で2回しかないくらいまれな「平和な年」だった
https://gigazine.net/news/20181217-2018-no-coup/