「メッチャかわいい!」「インスタに載せよう」

 店の看板にはハングルで「ヨルム」(夏)と書かれている。東京・原宿の竹下通りの入り口にあるカフェの名前だ。赤い口紅とチークを塗った10代の女子学生2人がスマートフォンで
写真を撮り続けていた。男性アイドルグループ・防弾少年団(BTS)の東京ドームコンサートが終わった翌日の15日、このカフェには同グループのヒット曲『FAKE LOVE』が鳴り響いていた。
カフェの壁には「絶望の先には扉があり、あなたがいる」とハングルで書かれたネオンサインが輝いている。店員のオオハシユキナさん(20)は不慣れな韓国語で
「韓国の雰囲気を感じたいという若い人たちが来ます」と説明してくれた。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/12/11/2018121180072.html