英語の発音が良いと馬鹿にされる風潮「マジで悪習」 帰国子女の中には「いじめられないよう『日本人発音』を覚えた」人も


日本では、英語の発音が良いことは笑いの的になる。バラエティ番組では、横文字を流暢に話す出演者に「発音良すぎるだろ!」とツッコミが入り、
笑いが起きるシーンを目にすることもある。

ただ、発音の良さは本来評価されるべきことであり、笑われるのは変な話だ。12月上旬にはてな匿名ダイアリーに「英語の授業で発音が良いと
ネタにされる風潮」を投稿した人も、発音の良い人を嘲笑する雰囲気に呆れている。(文:石川祐介)


「ちゃんとやってる人、努力してる人を馬鹿にする風潮ってたしかにあるよね」

投稿者は、子供の頃から英語を習ってネイティブに近い発音が出来る人も、笑われるのが嫌で「学校では『ほどほど』の発音に抑えていた人は
少なくないはずだ」と指摘する。

「大人になるとさすがに発音の良い人が揶揄されることは無くなるものの発音の悪い英語が是とされる状況は同じ。多少の変化はあるだろうけど
今昔変わらない問題。日本の限界を感じる」

と、英語の発音の良さを面白がる日本の現状を批判した。

コメントには、日本人が英語の発音の良い人を馬鹿にする理由について「村社会だから」という仮説や、

「基本的に日本人ってインテリが嫌いだと思う」
「自分と同じ位だと思っている相手が自分より優れている側面があって嫉んでるだけなんだけど、素直に羨ましいと言えないから集団で笑いにする」

という意見が寄せられた。投稿者と同様、この風潮に問題を感じている人は多く、「マジで悪習だよな」「ちゃんとやってる人、努力してる人を
馬鹿にする風潮ってたしかにあるよね」と、同意する人も少なくない。英語圏の子どもたちに発音を教育する際に使われる教育法「フォニックス」を
日本でも導入してはどうか、という声もあった。

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http://news.livedoor.com/article/detail/15713766/