【ベルリン=宮下日出男】ドイツの保守系与党、キリスト教民主同盟(CDU)は7日、メルケル首相の
側近である党幹事長のクランプカレンバウアー氏を新党首に決め、メルケル路線の「継続」を選んだ。
2021年までの首相任期をメルケル氏が全うするには後押しとなるが、党勢回復に向けて党の刷新を
印象づけられるかが課題となる。
「『ミニ』と呼ばれるような点は私にはない」。党首選中、クランプカレンバウアー氏は自身が
「ミニ・メルケル」と称されることにこう反論。西部ザールラント州首相など長年にわたって政治キャリアを
積んできたことを強調した。
https://www.sankei.com/world/news/181208/wor1812080004-n1.html