外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理・難民認定法(入管難民法)改正案は7日夜にも
参院本会議で、与党などの賛成多数で可決、成立する見通しだ。これに先立つ7日午前の
参院本会議では、立憲民主党など主要野党が提出した横山信一法務委員長の解任決議案が、
与党などの反対多数で否決された。

 山下法相は7日午前の閣議後の記者会見で、同法改正案について、「今は深刻な人手不足だ。
一定の専門性、技能を持つ外国人に来てもらい、一緒に日本のために頑張っていただく」と意義を
強調した。

 与党は6日の参院法務委理事会で、改正案の委員会採決を提案し、野党側は審議が
尽くされていないとして反発。横山氏が職権で採決の実施を決めたため、野党は横山氏の
解任決議案を提出して対抗した。
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20181207-OYT1T50052.html