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青森県大鰐町で冬の味覚「大鰐温泉もやし」の収穫が本格化し、生産者が連日作業に追われている。
もやしは毎年11月から半年間が収穫期。ハウスなど屋内施設の畑には温泉の配管が張り巡らされ、その熱を利用して育てる。シャキっとした食感と土の芳香が売りで、近年は関東など県外からの引き合いが強い。
夜明け前の6日午前4時すぎ、生産者の八木橋順さん(44)が大鰐小学校近くのハウスで収穫の準備を始めた。
1週間前に種をまいた深さ50センチ弱の土の溝の中には、35センチほどの長さに成長したもやしがびっしり。湯気が立ち上り、黄色の豆がずらりと並ぶ様子は見応えがある。
もやしに傷を付けないよう慎重に引き抜いた後、束にして温泉水で洗うなど出荷準備を急ぐ八木橋さん。「夜明け前に収穫を始めないと出荷に間に合わない。忙しいけど需要があってこそ。ありがたいですね」と話した。