東京都中野区のマンションで2015年、劇団員加賀谷理沙さん=当時(25)=を殺害したとして殺人や強制わいせつ致死などの罪に問われた
無職戸倉高広被告(39)の控訴審判決で、東京高裁は6日、無期懲役とした一審東京地裁の裁判員裁判判決を支持、被告側の控訴を棄却した。
弁護側は、殺害は認めた上で「わいせつ目的ではなかった」と一部無罪を主張していたが、高裁の青柳勤裁判長は、若い女性の後をつけて
部屋に侵入したことや遺体の状況から、わいせつの故意があったと認定。幻聴や幻覚の影響があったとする弁護側の訴えも「犯行時には存在しなかった」として退けた。
https://www.daily.co.jp/society/national/2018/12/06/0011881692.shtml