飲食店は「立地が命」とよくいわれるように、「立地選定」は飲食ビジネスを成功させるための重要な要素となります。逆にいうと、どんなに素晴らしいお店でも立地選定を間違えるとなかなか繁盛しません 。

 では「良い立地」とは何なのか? 一言でいうと「人口が多い立地」となります。しかし、ただ人口が多いだけで良いかというとそうではありません。なぜなら、人口の考え方には大きく分けて「夜間人口」と
「昼間人口」の2種類があるからです。ファミリー客などをターゲットとしたロードサイドの郊外店では、その商圏内に住んでいる人の数(夜間人口)が重要となります。一方で、駅前や繁華街でサラリーマンなどを
ターゲットとした居酒屋業態だと、その商圏内に通勤(通学)をする人の数(昼間人口)が重要となります。つまり、その業態のターゲットによって良い立地の条件は変わるのです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181204-00000014-zdn_mkt-bus_all