米中間選挙の一環となるハワイ州知事選が6日(日本時間7日)、投開票され、民主党現職で沖縄県系3世のデービッド・イゲ氏(61)が23万6574票を獲得し、
共和党のアンドリア・トゥポラ氏に10万9857票差を付ける大差で再選を果たした。

イゲ氏は1957年ハワイ生まれ。父方の祖父母が西原町出身、母方の祖父母は山口県出身。
85年から州下院議員、94年から州上院議員を務めた。

2014年11月のハワイ州知事選で初当選し、米国で初めて県系人の知事が誕生した。
日系人のハワイ州知事としては1974年から3期務めたジョージ・アリヨシ氏以来、2人目。

2期目を目指した今回の選挙でイゲ氏は投票数の6割超を獲得し、トゥポラ氏らを引き離した。

イゲ氏は州知事就任後、2015年の沖縄県・ハワイ州姉妹提携30年記念式典、16年の第6回世界のウチナーンチュ大会に合わせて2度来沖。
故翁長雄志前知事と親交を深めるなど、経済や文化、新エネルギー開発など多分野にわたって沖縄とハワイの交流を積極的に進めてきた。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-830838.html
https://030b46df30379e0bf930783bea7c8649.cdnext.stream.ne.jp/archives/002/201811/3c215a32987d1153033fee18ceb7d597.jpg