【メキシコ市共同】中米諸国から米国に向け北上を続ける約4千人の移民集団を巡り、メキシコの
ペニャニエト大統領が26日、米国行きをやめてメキシコで難民申請をすれば条件付きで仕事や
住居などを手配するとの懐柔策を発表した。だが移民らは提案を拒否、あくまでも米国を目指す
姿勢を示した。関係者らが明らかにした。

 メキシコ政府の提案は11月6日の中間選挙を控え、国境への米軍派遣を決めるなど態度を
硬化させるトランプ政権への配慮を示したもの。

 一方、集団は26日早朝、チアパス州内をトラックの荷台に乗ったり歩いたりして移動した。
https://www.daily.co.jp/society/main/2018/10/27/0011768156.shtml